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台湾修学旅行

台湾に修学旅行に行くことなったらゼヒ知っておいていただきたいことを台湾現地からお伝えしていきます

今年の修学旅行シーズン終了

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 クリスマスを目前にひかえ、日本の学校は冬休みに入るということで、今年の日本の学校さんの台湾修学旅行はひとまずお休みとなり、私達現地のスタッフも一息つけているところです。

 と言っても、冬休みが終わって1月中旬にはまた修学旅行の団体さんが台湾に入ってきます。以前はこういう時期に修学旅行はまずなかったんですが、ベストシーズンの秋が飛行機もホテルも取りにくくなっているので、新規様は従来は考えられなかったシーズンに修学旅行を催すことになっています。ですから実は私達事務方は来年の修学旅行のスケジュール調整とか詰めの仕事がまだあったりもします。ガイドさんやドライバーさんは、修学旅行生が来なくなったら次は年末年始の一般客を相手に忙しさが続いています。とは言うものの、修学旅行生たちが台湾にいるといないでは全然違います。修学旅行進行中の時は、こちらはスケジュール変更への対応、追加手配、トラブル解決に追われます。今はこれらがないだけで、気持ちに余裕が生まれています。

 振り返りますと今年も様々なトラブルが起きました。遅刻や忘れ物、急病はどこの学校様でも起きていますが、パスポートの紛失と帰国不能という絶対にあってはならないことも残念ながら数件発生してしまい、こちらも対応にてんてこ舞いしたものです。また、日本側の要望と、台湾のサービス提供側の対応がうまく噛み合わないこともあり、間に挟まれた私達が途方にくれることも。傾向としては日本側は前例踏襲主義、完璧主義、確認と心配過多、しおりとスケジュール表絶対主義、労働時間無視のスケジュール詰め込み主義。対して台湾側は、合理主義、コスト重視、時短志向、徹底的無駄排除、意味のない前例改革、場当たり的、機動的、融通主義。もとより国民性の異なる日本人と台湾人を繋ぐ仕事の難しさを感じますが、それでも修学旅行が完遂でき、桃園国際空港でお見送りし、皆さんが無事に帰国され、感謝のお言葉をいただきますと、それまでの苦労が吹き飛ぶ思いが致します。

 来年1月中旬からの修学旅行もうまく最後まで皆さんに無事に、楽しい思い出を作ってもらえるよう全力を尽くしているところです。そういうわけで日本の担当様、メールに返事をなかなかいただけないことが多々あり、いろんなことが未定/未手配のまま本隊来台ということも起きています。お忙しいとは存じますが、メールはまめにチェック&返信をお願い申し上げます。