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台湾修学旅行

台湾に修学旅行に行くことなったらゼヒ知っておいていただきたいことを台湾現地からお伝えしていきます

お小遣いはいくら持っていく

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 お小遣いは学校によって額が決まっていることが少なくないので、いくら持っていくべきまでは言えませんが、おおよその目安はあります。

 もしスケジュールが完全な研修旅行で、自由時間も外出もなく、日程にお土産屋立ち寄りもなく、空港免税店すら行ってはいけない場合、お小遣いはほとんど要らないでしょう。

 標準的な日程ですと3泊4日〜4泊5日で土産物店1〜2店、他に故宮博物院ミュージアムショップやタイペイ101展望台売店九份や十分の自由時間でお金を使う機会があります。ホテル近くのコンビニへ時間限定で買い物に行ってよしとする学校さんもあります。こういったスケジュールの場合、1〜2万円くらいでやりくりしている生徒がほとんどです。食事が足りなくてコンビニでラーメンやスナック菓子を買って部屋でワイワイやる生徒もいます。お土産は家族だけでなく部活の仲間、インフルエンザで不参加になってしまった友達などにも買うなら、途中で両替する必要も出てくるかもしれません。

 こういう確実に消費するであろうお金以外にも、海外ということで予備費も必要です。病気ケガなら保険でキャッシュレス診療が受けられる病院が台北にも高雄にもあります。しかし自己責任による過失の場合、意外な出費が必要になることもあります。例えばスーツケースのキーを紛失して鍵屋の出張を依頼した費用。台中の忘れ物を台北に郵送してもらった送料、これらは皆本人の支払いが基本です。ですから4泊5日なら3万円ほど持っていったほうが安心じゃないかと考えます。

西門町

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 清国の時代に築かれた台北城の西側の城門である寶成門があった場所が西門町です。通称西門と呼ばれた城門は日本統治時代初期に壊され残っていませんが、商圏名、駅名として残りました。

 よくここを紹介する時に「台北の渋谷/原宿」と言われることがあります。それだけ若者の集う街、流行の発信基地でもあるからです。かつてはよく歌手の新作CDの発表・サイン会が行われたものです。ユニクロも台湾上陸の時はここに最初の店舗を置きました(今でもあって店内のトイレがありがたい)。若者向けの映画館、カラオケボックス、飲食店、ファッション・雑貨、美容室からネイルサロン、ケータイ関連、タトゥーの店まであります。

 ここは修学旅行ですとB&Sで訪れることが多いです。大学生のお兄さんお姉さんに台湾の若者の流行を教えてもらうにはうってつけの場ということでしょう。「阿宗」という立ち食いの煮麺のお店で一緒になって麺をすすっている台日学生グループをよく見かけます。

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 ただ、ここに来たグループはたいてい両手にお土産いっぱいになり、この後の行程に支障が出ることが多いです。なぜか特定の土産物屋の袋を持った高校生ばかりです。調査したところ、西門町の数軒の店(↑画像の店を含む)が大学生を勧誘し、高校生がその店で買い物したらバックマージンを支払うようにしているそうです。この行為は明らかに違法です。そもそもライセンスのない大学生が客をガイドすること自体が法律スレスレのグレー行為です。ですから日本側から大学生には「報酬」ではなく、あくまで「交通費」「飲食費」の名目でいくらかのお金を渡しています。表向きは台日の学生同士の交流プログラムということになっています。台湾の空港でも時折観光局がノンライセンスの違法ガイドを取り締まっています。もし皆さんの案内役の大学生が目の前でしょっぴかれていったらきっとショックでしょう。高校生が制服着て西門町でお土産爆買いしていたらそれは目立ちます。B&Sは買い物ツアーではないのですからもう少し健全な方向で案内をしてほしいものです。

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 西門町は何も新しいものばかりではありません。↑の紅楼は日本統治時代に市場として建てられたレンガ建築で現在は台湾の若手アーティストの創作の場となっています。↓の天后宮は元々「弘法寺」という弘法大師空海を祀った場所ということで現在でも空海像が安置されています。外の喧騒が嘘みたいに静かな空間です。台湾の大学生もこういう日本とつながりのある所の背景も調べて日本の高校生を案内してもらえたらと思います。

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九份

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 台北に来た観光客の多くが一度は訪れる九份。ここほど評価が真っ二つに別れることも珍しくありません。

 「来てよかった!」「素晴らしい夜景に感激」「レトロな茶館で海を見下ろしながら飲んだお茶が美味しかった!」とプラス評価をしてくださるお客様はたいてい天気がよく人の少ない時に来られたのでしょう。

 「雨でずぶ濡れ、霧で何も見えない」「人がウジャウジャで何しに来たかわからない」「財布とアイフォンをすられた!交番にいったら日本人被害者の順番待ちだった」「階段が長く歩きにくい」といったマイナスの声も聞かれますが、年間200日降るといいう雨に当たったか、スリに遭われたかで悪い印象を持たれ、二度と来ないと誓った挙句、周囲にも九份の悪口を言っていることでしょう。

 事実として地形から雨がちであるという気象条件、超混雑観光地ということでスリも寄ってくるわけで、嫌な思いをしないためにも傘、レインコートといった雨対策は必要です。特にレインポンチョはカバンを背負ったまま頭からすっぽり着られて、狭い道で傘をさす煩わしさから解放されるだけでなく、荷物も濡れず防犯にもなるので、一着あると心強いです。

 特に週末は九份地区はマイクロバス以上のバスは1kmほど麓側の九号駐車場でシャトルバス(ほとんど席なし)に強制乗り換えとなります。100人を超える人数を乗り換えさせるのは現実的ではありません。

 九份を快適でない観光地にしているのは大量の観光客自身です。天気のよい日の平日の午前中ならスムーズに歩け、金鉱時代の建物を写真に撮ったり、海を眼下にお茶を楽しみ、賑やかな商店街で買い物を楽しみ、九份にしかないご当地グルメに舌鼓をうったりもできて、きっとよい思い出になるでしょう。

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 修学旅行で九份に来る場合、大抵は平日ですから石段街麓の台陽停車場(駐車場)にバスを停めてそこから先は歩きとなります。トイレはこの駐車場の公衆トイレで済ませておきましょう。ちなみに九份の公衆トイレはすべて紙がついておりません!

 九份派出所脇から始まる石段までは車道歩きです。一列でガイドさんに付いていきましょう。はみ出すと非常に危険です。派出所前の信号のない横断歩道が両側がカーブで歩行者にとって一番危険ゾーンです。通常、九份の中心まで一緒に行ったら後は解散自由行動なので、各自(班別行動が望ましい)駐車場まで戻るのですが、この横断歩道は気を付けて渡ってください。台湾では横断歩道に人がいようが、横断者が手を挙げていようがクルマやバイクはクラクション鳴らして突っ込んでくるような所です。ここは先生か添乗員が集合時間の15分くらい前には立っていらしたほうが安心です。

 石段街を上がっていくと昇平戯院という昭和初期に建てられた映画館まえの広場に出ます。軽便路というかつての金鉱石を運搬していたトロッコ軌道が走っていた車道との合流点です。混雑具合によってはここで解散です。さらに上まで行く場合、途中左手に『千と千尋の神隠し』湯ばーばの館のような建物、阿妹茶楼(アーメイチャーロー)の前を通ります。この建物を撮影したいなら右手の鉱夫像か海悦楼レストランの下あたりから撮るといいでしょう。阿妹茶楼はお茶体験コースで300元/人です。お茶か食事のお客様以外は入場見学だけとかトイレ借りるだけというのはできませんので、中でお茶を楽しみたい場合は30分くらい時間を取ったほうがいいです。中心地にあるのと分かりやすい建物ゆえ、先生方の本部として使われる学校さんも多いです。生徒さんが何かあったらここへ来れば確実に先生に会えるわけです。この建物前をさらに上がると左手に公衆トイレ、もう少し上がると基山街という長い商店街です。基山街右手50メートルが展望台になって海の眺めがよく少し広場状になっていますのでここで解散でも良いかと思います。自由行動では石段街や阿妹茶楼の写真を撮ったり、茶芸館(料金はどこもほとんど300元)で台湾茶芸を楽しんだり、お店で買い物をすることになります。商店街の尽きた車道にコンビニもありますので、ホテル到着後自由の無い学校の場合、ここでお菓子や飲み物を仕入れておきましょう。ただ、車道伝いに駐車場に戻るのは危険極まりないので来た道を戻りましょう。ガイドさんたちは石段街と基山街の十字路や道の端などに立っていて、皆さんが道に迷わないように見守っています。駐車場までわからなくなったら遠慮なく聞きましょう。集合時間が近づいたらガイドさんたちは徐々に生徒たちを石段街まで押し出すように誘導し、駐車場まで降りてもらうようにしています。この場合、添乗員さんが駐車場のバス前にいて、先生方が例の横断歩道で誘導というふうに分担すると比較的スムースに集合できます。全員集合時間までに駐車場まで来られたらいいのですが、たまに「神隠し」(集合時間になっても現れない)になる子もいるので、時間に余裕を持って行動するようにしましょう。

 

通貨と両替

 台湾の通貨は台湾の文書においては新台幣(シンタイビー)と表記することが多いですが、実に様々な書き方、言い方があります。お札には「圓(ユエン)」という「円」の旧漢字が印刷されていますが、元々東アジア諸国は「圓」が使われていたのです。人民元香港ドルマカオパタカもこう書き、韓国のウォンも「圓」の字の韓国語読みです。ただ画数が多く書くのが面倒くさいので同音の「元(ユエン)」が使われるようになりました。日本人は「台湾元」「台湾ドル」と呼ぶことが多いようですね。
 英語では「New Taiwan dollar」の略で「NT$」と書かれるのが普通ですが、いつ「ニュー」になったかというと、戦後のことなのでかなり古い「ニュー」ですね。もう台湾人も面倒になったのか「台幣」としか書かないこともあるし、値札もただの「$」マークしかないこともあります。されど米ドルでも香港ドルでもないので、心配無用です。
 紙幣の種類は2000、1000、500、200、100の5種類。ただ2000と200の紙幣はほとんど出回っていません。硬貨は50、20、10、5、1とありますが、抗日英雄モナルーダオの描かれた20元コインはめっきり見なくなりました。10元コインに関してはすごく混乱し易いのですが、基本は6年前から発行されている孫文が肖像のコインとそれ以前の蒋介石肖像の2種類。それ以外に記念コインが複数あって、孫文の別バージョンと蒋渭水蒋経国のものまでありますが、材質、色、大きさは同じなので、自販機券売機は問題なく使えます。
 修学旅行生の中には家族がずっと以前に台湾に来られた時に残った台湾元を持ってくる子がいます。蒋介石肖像の500元札1000元札、孫文の50元札を見せられてこちらもつい懐かしい気持ちになることも。しかし残念ながら町中ではそのまま使えないんですね。台湾銀行で現行紙幣に変える必要があります。プレミアもさほど付かないので古銭・古物商まで出向く交通費も出ないでしょう(清国時代の通貨なら別ですが)。もし日程表に金龍という綜合土産店が入っていたら、そこでは旧紙幣でもその額面通り使うことができます。

 両替はなぜか日本を発つ前に旅行会社で両替を頼む学校・生徒が多くなっています。「ガイドのモチベーションに影響するもの」でも触れましたが、事前の両替の有無は台湾のガイドのモチベーションをものすごく左右します。日本で多額の両替を済まして来ている学校さんに対してはすでに到着空港ではガイドのやる気半減でしょう。日本で変えたらレートは最悪です。手数料も高いです。第一台湾の空港に着いてからガイドに会うまで台湾元を使う機会はゼロです。台湾の旅行会社に委託して現地ガイドがバス内で両替というように手配すれば台湾のホテルよりも良いレートで手早く換金できます。また、行程途中で台湾元が足りなくなってもガイドに声をかければすぐに替えてくれます。少額でも対応してくれることも多いです。みんな日本で替えたのは何だったんだと思われるはずです。

覚えておこう、ここは昔日本だったことを

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 台湾は70年ほど前は日本領だったと、台湾に修学旅行に来るからには当然知っているはずだと思いきや、先生が教えても聞いてないか、聞いても覚えていないか、台湾に来てKY発言する生徒続出です。「お〜日本みてえな家があるぞ(日本統治時代に日本人が日本人のために建てたのだからもちろん)」、「おいおい、このおじいさん日本語バリウメェ!(そのおじいさんは72年前は「日本人」だったんだから日本語話せることに何の不自然がある?)」。そういう発言を聞いて現地の日本語わかる人が気分を害さないか、対日感情に影響しないかハラハラすることもあります。

 町中には総統府(旧総督府)、監察院(旧台北州庁舎)といった日本統治時代に建てられた建築物が今も現役で使われています。韓国にあった総督府は跡形もなく壊されたが、台湾のはなぜ今も国のトップの機関として使われているか、それは親日から来るのか、日本人の設計に信頼を置いているからなのか、単に新しいの作るの勿体無いしまだ使える建物あるから使えばいいじゃんというしたたかさからなのか考えさせられることが多いです。
 
 日本統治時代に日本人として生まれ育ち、日本語がネイティブに話せる世代もかなり少なくなってしまいました。しかし、その下の世代はビジネスのため、観光のため、あるいは単純に趣味のために日本語を学びある程度聞いてわかり、話せる人が一定数います。ですから高校生諸君には町中で「台湾の町臭え」とか「この店きったねえ」だの「こいつらルール守れないで馬鹿じゃん」とか悪口を大声で言ってほしくないのです。そう思うこと、仲間内で内緒話でするなら構いません。台湾人自身もそう思っていることもありますから。

ドレスコード

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 通勤でスーツ姿が少数で、銀行や役所でもかなり前からスーパークールビズな台湾ではあまり身なりに気を遣わなくてもいい所ではあります。
 されど、日本人代表として節度をもった身だしなみと言動は維持していただきたいものです。学校訪問や企業訪問、講演参加は制服姿が望ましいですし、忠烈祠の拝殿では脱帽、脱サングラスが礼儀です。 
 日本の高校生は風邪予防なのか恥ずかしがりなのかずっとマスクを着けている生徒がいますが、風邪でないなら外しておきましょう。マスクは「アナタと距離置きたい」感がありありと出てしまいますので。
 ホテルでは、他の国のお客さんも泊まっています。ホテルの廊下は外の往来と同じです。パジャマや下着姿、上半身裸で外を出歩くなどもってのほかです。特に紙スリッパでロビーや朝食会場に現れる高校生もいますが、大変みっともないことです。

現地ガイドのモチベーションに影響するもの

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 この修学旅行ハイシーズン、受け手となる現地旅行社のスタッフ、ガイド 、ドライバーみな疲労しています。そりゃあそうでしょう。ガイドさんたちなどは平均4日間、朝早くから夜遅くまで、言うこと聞かない生徒相手に大声張り上げて、ずっと家に帰れず外泊連続、一つの学校を終わったらそのまま空港で次の学校を受けることもあるそうですから疲れないはずがありません。

 台湾のガイドの仕事は大変薄給で、割に合わないきつい仕事を嫌い、若いガイドが大量に辞めたことも数年前にありました。以前は高校生に近い年齢の20代〜30代前半の若いガイドが修学旅行応対の中心を担っていましたが、いくら若く体力があるといっても安い給料でこき使い、添乗員や教師たちの無理難題を押し付けられたら若くないガイドでもそりゃアウトバウンド(台湾人客を日本に連れていく添乗業務)に鞍替えしたくなります。ということで今は修学旅行でも60歳以上のガイドが付くのは普通です。体力的にきつくなるのも道理です。

 きつい仕事でも励みになることがあります。そのツアーでの両替やショッピングです。不当に安い賃金を補うもの。これらがガイドの成績として評価の対象となる。いわばガイドのモチベーションの源泉です。最近はこれを日本の送客旅行会社が事前両替(台湾での両替レートよりずっと悪い)したり、出発前にお土産のカタログ販売を行ったりするなど、ガイドにとって恩恵がない団体も見受けられます。これで出迎えの空港から仏頂面するな、愛想よく笑えと言われても乾いた笑いしか出ないと言います。「生徒に現地両替を体験させたい」といって、空港や町中銀行で生徒をウジャウジャ並ばせ、ほかの観光客や利用者の顰蹙を買い、ドライバーも待たせ、ガイドには時間の浪費と利益の奪取という二重苦を味わわせるといったケースもありました。また、日程に「ショッピング」とあっても現地旅行社指定店舗でなく地元スーパーにガイドに案内させるという全く空気の読めない、現地ガイドの感情を踏みにじる団体も実際にありました。せっかく旅行社指定のお店に行っても、「ここは高いからお土産は自由行動のときに買えー」と大声で邪魔する先生がいました。そういうお店でもパイナップルケーキは有名ホテルのよりも安いですし、夜市の廉価な紛い物より来歴のしっかりした物を日本語でちゃんと説明した上でお買い求めいただけます。また(回転率がいいため)常に新しい物を買えるので、賞味期限切れをつかまされることもありません。

 ガイドも人間です。いくらサービス業といっても、相手がお客様だとしても、人間はひどいことをする相手、利益をもたらさず不利益ばかり与える相手に笑顔を振りまき、一生懸命奉仕しようと思うでしょうか?ガイドがずっと不機嫌で愛想がない。バスでろくに案内もしてくれない。時間に異常に厳しく1分の遅刻も許されない。生徒が交通量が多い道路の横断歩道を渡ろうとしてるのに誘導もしてくれない。こういうことが起きているなら、ガイド個人の素質素養、旅行社の管理体制を疑う前に、あなたの学校のスケジュールがガイドにひどい仕打ちとなっていないか検討してみる必要があると思います。

 ガイドだってちゃんと常識的な収益さえ確保されていたら、気持ちに余裕を持ってにこやかに生徒たちに応対できます。元々「民間外交官」を自負するガイドたちです。日本の未来を担う若者に台湾のことを知っていただくために熱弁をふるってくれることでしょう。それでも生徒たちがずっとおしゃべりばかりでガイドの話を聞いてなかったりすれば、それもまたモチベーションを引き下げる要因となります。生徒、先生、添乗員そして現地スタッフみんなで思い出深い素晴らしい修学旅行を作っていきましょう。
 
 

持ち物【行動中の持ち物編】

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 飛行機に乗って台湾の空港に着いて、後は大型バスでホテルまでは大きなスーツケースやスポーツバッグはバスのトランクに預けるか、トラックで別送することになります。一度トランクに入れてしまったものは同じバスに乗っているといっても取り出すことはできないと思ってください。途中観光で使うもの、バス車内で使うものはあらかじめ分けておく必要があります。
 観光で使うものといえば、カメラ、傘、飲み物などでしょうか。スマホやモバイルバッテリーはスーツケースに入れられないので手荷物に入っているはず。飲み物は液体ということでスーツケースなので着いてから取り出す必要があります。台湾の空港で税関を出て、ガイドたちと合流しても少し時間があるはずですから、必要があるものは取り出しておきましょう。夏期以外は冷えることも多いので上着も要ります。初日に故宮博物院見学が入っているなら荷物はリュックサックタイプの両肩で背負うものは止めて、片掛けのもの。どうしてもなければ故宮博物院の時だけ貴重品は持っていけるよう、ポーチとか巾着袋があるといいです。あとコンビニやスーパーではレジ袋が有料ですから、ビニール袋やエコバックが入っていると便利です。衛生に気を使う方ならウエットティッシュやアルコールスプレーもあると食事のたびに手をきれいにできて安心です。