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台湾修学旅行

台湾に修学旅行に行くことなったらゼヒ知っておいていただきたいことを台湾現地からお伝えしていきます

プレゼントは何にしましょ?

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 学校交流でよく行われるのがプレゼント交換。校長先生同士の記念品交換は特に問題ないです。双方、自分の地域の特色、どういう物が喜ばれるか熟知され、贈り物のやり取りに慣れてらっしゃるだけに、いずれもセンスはなかなかです。
 問題は生徒です。よくペアになる(日本の生徒一人につき台湾生徒一人が世話役につくことがある)相手にプレゼントを買っていきなさい、予算は○○円程度。と指示する学校があります。この種のプレゼントほど個人のセンスや趣味が問われ、相手にとっても不平等が出るものもそうないので、いっそ学校単位で一律同じ物を購入してそれぞれ相手にメッセージカードでも添えて手渡しでもいいと思うのですが、学校の方針で各自買えとなったら仕方ありません。できるだけ良いものを買っていきましょう。
 まず台湾側の風習でプレゼントに相応しくないものを除外します。時計(臨終を見送る)、傘(”散る”と同音)、別れを意味するハンカチ、タオルは避け、数字の4は「死」と同音なのは日本も同じ、白い服の人形は葬式を彷彿とさせるのでやめた方が無難。
 あと100円ショップものは台湾にもダイソー、セリア系の店があるので、安物だとバレバレ。無印良品も台湾にありますが、こちらでは高めなので私ならウェルカムです。日本のキャラクターものはハローキティドラえもんちびまる子ちゃん妖怪ウォッチポケモンと台湾でも人気ですが、コピー商品も正規品も意外と溢れていて思ったほど新鮮さやサプライズ感は期待できません。ですから無難な線は最先端ハイクオリティのメイドインジャパンの文具でしょうか。例えばフリクションボールペン・蛍光ペンクルトガシャープペンシル、針のないホチキスなどです。ご当地キャラクターグッズも台湾で有名なくまモンふなっしーひこにゃんレベルなら喜ばれるでしょう。それ以外でもカワイイならアリということが多いです。
 お菓子ならキットカットじゃがりこ、ポッキーなどのご当地限定味がきっと受けるハズ。キットカットならぜひ日本語では「きっと勝つ」に通じるということで受験や試合にピッタリの縁起物だよと教えてあげてください。台湾修学旅行先進県の静岡県内の高校さんは早くからこういう緑茶キットカットを持って来てらっしゃいました。緑茶・抹茶味のものは台湾ではおしなべて好評のようです。
 地域の伝統工芸品の漆塗りや陶磁器はよく校長先生が記念品にお持ちになりますが、限られた予算の生徒さんにはちょっと難しいですよね。それでも塗り箸やあぶらとり紙など、小物でも良い物喜ばれる物は結構あるようですから、ぜひお早目に探しておいてみてください。そしてこんな物が喜ばれたよ!といった情報がありましたらぜひ分享(フェンシャン=シェアする、分かち合うといった意味)お願いします。