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台湾修学旅行

台湾に修学旅行に行くことなったらゼヒ知っておいていただきたいことを台湾現地からお伝えしていきます

知らずにやらかしがちなこと。

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 修学旅行生を直接案内する現地ガイドに、おなじ日本人で高校生と社会人、どっちが大変と聞いたら、ほぼ皆さん「高校生!」と答えます。いろいろ理由はあると思いますが、集約すると、「海外旅行が初めてで日本の常識をそのまま持ち込む」とか、「アレルギーの子が多い、自己体調管理ができない子が多い」というのもあります。「車内やホテル内で騒ぐ」「話を聞かない、聞いても守らない、守らなくても謝らない」など扱いにくい印象が強いようです。但しこれらは社会人の来台旅行、例えば社員旅行でも見られます。普段の仕事では遅刻しないような人も、観光での集合時刻に遅れたり、あるはずもない焼酎を求めるおじさまとか。

 とにもかくにも修学旅行は団体行動が基本で、安全が至上課題です。皆さんを日本の親御さんのもとにお帰しするまで、添乗員、ガイド、我々現地手配、教職員、同行スタッフ、全員気が抜けません。ちょっとした逸脱行為が全員の安全や利便性を損なうこともあることを心に留めておいていただきたいです。

 ここからは修学旅行生が知らず知らずのうちに、現地側人間や同行者に迷惑をかけがちな行為をまとめたものです。

・勝手に離脱。→何が起きるかわからない、まして言葉も通じない海外ですので、個人行動でなくグループ行動が基本です。1人でもいなくなれば、「探す」行為に人手と時間が取られ、この後の日程に大きく影響します。

・万引きなど窃盗、器物の破壊行為。→日本では子供のしたことだと大目に見てくれるようなことでも台湾ではほぼ確実に警察沙汰に。

・バスの乗降がのんびり。→台湾の道路は駐停車が非常に難しい。ドライバーは違反切符を切られるリスクを抱えているので速やかな乗り降りをお願いします。

・生徒がバスの最前列に座る→相次ぐバス事故の教訓から、比較的危険な最前列は基本、空白とし、席数が足らない場合、ガイドや添乗員が座ります。後ろの席でもシートベルトは必須です。

・観光バスは原則飲食禁止です。ペットボトルのミネラルウォーターとお茶飲料のみ許可しているバス会社もあります。スナック菓子やタピオカミルクティーでシートが汚されることをドライバーさんは大変嫌います。

・トイレでトイレットペーパーを流して詰まらせる。→流してもいいトイレもありますが、古い建物のトイレでは流さないよう標記されており、そういうトイレでは紙はくずかごに。

・台湾の悪口を町中で大声で話す。→台湾で日本語がわかる人は大勢います。日本人の集団は良くも悪くも人目を引きますので、言動には注意を払いましょう。

・信号がない箇所で道路を渡るため手を上げてクルマを止めようとする。→歩行者優先?どこ吹く風のクルマ・バイク優先社会では、道路の横断は慎重の上に慎重を期して渡ってください。

・「後でね」「考えておく」「日本に来たら遊びに来てください」など曖昧、社交辞令を気安く言わない。→台湾人は本気で受け取ります。YES、NOは、はっきりと!