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台湾修学旅行

台湾に修学旅行に行くことなったらゼヒ知っておいていただきたいことを台湾現地からお伝えしていきます

台北101

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 開業当時は世界一のノッポビルだった台北101ですが、すでに世界十何位にまで後退、されど台湾一高いビルであることに変わりはありません。建設には熊谷組が携わり、エレベーターは東芝東京スカイツリーと姉妹タワーということで、日本とも関わりの深いこのビルの展望台が修学旅行の日程に組み込まれることがよくあります。
 
 団体で行くなら大まかな流れは次のようになります。観光バスで101南側正面の信義路で下車。駐車場はないのでバスは遥か彼方に走り去ります。ビルの5階以下はショッピングモールなのでそのモールのエスカレーター(モール開店の11時前あるいは少人数ならエレベーター)で5階まで上がり、ガイドがチケット購入してる間にトイレ休憩。チケットに印刷されている入場番号が来たら展望台行きエレベーターに並びます。入り口に簡単な保安検査がありますが、刃物とかなければ大丈夫でしょう(故宮博物院のように飲食物持ち込みを禁止していません)。写真コーナーを経て2台あるどちらかのエレベーターに案内されます。クラスの半分くらいで分けられると思いますのでガイドさんが先行組と一緒に89階展望台に上がります。そこでは必ず後発組を待ちましょう。全員揃ってからガイドさんあるいは添乗員さんから集合時間、場所の指示があります。もし91階屋外展望デッキが開放(年に何度もありません)の場合はそこも含めた自由時間となります。91階までは階段を上がるのですが降りるとき89を過ぎて88階まで降りてしまううっかりさんがいます。88階へは全員揃ってから一緒に降ります。巨大な球体ウインドダンパーを見て、珊瑚や宝石の販売コーナーを通り過ぎ、下りエレベーターに並びます。ここで全員揃っていないと並ぶことが許されませんので宝石をのんびり見てたり勝手にトイレに行ったりしないようにしましょう。エレベーターでは5階まで下り、行きと逆方向に1階へ下ります。

 101はB&Sプログラムで行くグループも多いです。その場合、入場料の600台湾元は自己負担です(学生料金なし)。大学生の費用を高校生分担になっている場合、ちゃんと彼女ら/彼らの分も払うとはっきり伝えてください。台湾の学生にとって600元は大きいお金です。これを自腹になると誤解されたら行くのを渋られると思いますので。また101は時間のコントロールが難しいスポットでもあります。地下1階に鼎泰豊やフードコートがあるので昼と夕の食事時間前後は展望台エレベーターも混み合うのです。登りはスムースだったとしても下りに1時間並ぶということも起き得ます。ですから101は集合時間の直前にではなく、前の方に行くのがいいでしょう。