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台湾修学旅行

台湾に修学旅行に行くことなったらゼヒ知っておいていただきたいことを台湾現地からお伝えしていきます

学校ポリシーは明確に

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 台湾に修学旅行に来られる学校さんは数多ありますが、校風や習慣は実に様々です。
 地方の伝統校は規律が厳しく、都会の新設校、統合校は制服もなく校則も緩やかな感じがします。

 ですから我々現地スタッフも修学旅行で来られる学校さんごとに色々とご提案やお手配、ガイドさんもご案内が変わってきてしまいます。
 例えば、携帯電話使用の可否。通常は生徒さんがスマホを持っているという前提で、我々はしおりにWifiの使用法を載せ、日本の電話番号にかける方法を記載したりします。また、ガイドさんも廟のおみくじの結果を知る方法をスマホを使って指南する場合があります。ですから携帯電話の有無と制服の有無は日本出発前には私どもに知らせていただきたいのです。

 それから近頃頭を悩ませるのがSNSの問題です。これも学校さんごとに色々。B&Sや現地校訪問で現地生徒・学生と仲良くなるとIGやLINEのIDの交換となるものですが、学校によっては禁止なのに生徒同士こっそりやってて後で問題となることがあります。先生方では校内で常識でも、私達外部の人間には全くわかりません。自由行動中に日本と台湾の生徒がLINEのQRコードを出して登録しあってるところを見て、微笑ましいなーと思っていたら、後の後になって「ウチはSNS交換は禁止だぞ!」とお怒りになる先生がおられましたが、私達はエスパーではないので、前もって学校さんのポリシーを通知しておいてほしかったです。

 それから重要なのは飲食ポリシー。厳しいところでは「炭酸飲料禁止」というところもあって、バイキング形式のレストランで対応を迫られることも。一番知っておきたいのは夜市などの屋台の食品の可否です。学校さんによっては、夜市で長めに時間を取り、生徒にそこで食べさせることもあります。その場合でもカットフルーツや刺し身、冷麺はやめるように、ということが多いです。屋台もの全面禁止の学校さんだと、夕食後、夜市は見学だけ、あるいは買い物とゲーム(風船割り、輪投げなど)のみということもあります。エビ釣りは夜市にも小規模のがあり、また郊外には本格的な大型釣り堀があり、修学旅行で行くこともありますが、これも学校さんによっては釣っても、焼いて食べてもらう場合と、キャッチアンドリリースの場合とがあります。

 最後にこれも事前に知っておきたいのが外出ポリシー。ホテル帰着後、近くのコンビニへ外出してよいかも学校さんごとに違います。ホテルのツアーデスク前に添乗員がいて、生徒がなにげにそこを通って外のドラッグストアに行って戻った後、先生から「何故外出させた!」と添乗員がとばっちりを受けましたが、事前に何も聞いていなかったので、いい迷惑だったということでした。ホテルによってはサンワールドダイナスティホテル、レオフーホテルのように1階にコンビニ併設のところもあります。そういったところも一定のルールを決めて現地スタッフにも伝えておいていただかないと、注意が行き届かないので、相互連絡を密にして生徒さんの安全を確保していきましょう。