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台湾修学旅行

台湾に修学旅行に行くことなったらゼヒ知っておいていただきたいことを台湾現地からお伝えしていきます

雨天

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 旅行中ずっと晴天だったら言うことはないですよね。忘れ物や迷子などのトラブルは対策をしっかりすることである程度防げるでしょうが、天気だけはどうにもなりません。雨が降ると降らないでは旅の印象も別物になってしまいますね。

 多くの高校さんが秋に台湾にいらっしゃています。9〜11月上旬は一年の中で比較的天気が安定しているからです。ところが11月後半〜12月上旬に秋雨前線が居座った場合、連日雨と言うことも起きえます。

 台湾にも梅雨があります。日本の沖縄とほぼ同時期に梅雨入りします。大体日本のゴールデンウイーク後から6月にかけてが梅雨です。ただ日本の梅雨空のようにずっと朝から夜までジトジト降っているのではなく、朝は真夏のように蒸し暑く午後から雲が湧いて雷を伴う俄雨となることが多いです。夏季〜初秋は台風が厄介です。毎年2〜3個の台風の直撃を受け、一般の旅行者の中には飛行機が飛ばず帰れなくなる方も。

 修学旅行が雨の少ないシーズンであっても、必ず雨対策はしておきましょう。折りたたみ傘はもちろん、九份地区に行かれる場合はレインポンチョやレインコートもあった方が行動が楽です。タオルや着替えもあったほうがいいですし、カバンの中身もスマートホンなど電子機器が濡れないようドキュメントホルダーに入れておくといった防水対策があれば心強いです。使い捨てのレインコートを持って来られる生徒さんもいますが、耐久性が心もとないようです。一回着脱するだけで破れ、裏面も濡れて二度目に使えなくなる。それで捨てればゴミになってエコでないですね。場合によっては4日間ずっと雨天で連日雨対策が必要ということも多々起きているので、ちゃんとしたレインポンチョ(かさばらず耐水性に優れたものも増えてきました)を荷物に入れておくと心強いです。日本国内での移動時に雨が降っていてもレインポンチョですとデイパックやハンドバッグなどを身体に掛けたまま着られて、傘と違ってスーツケースを引いても両手が塞がることがないので安全面でもおすすめです。

 スケジュールを立てる時も、晴天時、雨天時両方の状況を想定しておくといいでしょう。例えばB&Sの集合場所が中正記念堂の自由広場になっていた場合、雨天なら待っている先生、スタッフはずぶ濡れです。そうしたら雨が避けられる国家戯劇院の階段上・屋根の下と変更すればよいわけです。

 集合写真もあらかじめ晴れならどこどこ、雨ならどこどこで撮りますと決めておいたほうがいいです。国立故宮博物院(北部院区)の場合、晴れの日に写真を撮るなら道路に近い牌楼(鳥居のような門)か、本館1階外のテラスで撮ることがほとんどです。雨ならば本館地下1階の孫文像の前で撮るケースもありました(混雑でない時に限ります)。