台湾旅行ランキングへ

台湾修学旅行

台湾に修学旅行に行くことなったらゼヒ知っておいていただきたいことを台湾現地からお伝えしていきます

台湾におけるマナー【道路編】

 f:id:tw_shugaku:20171004171139j:plain

 台湾では自動車など車両は右側通行です。クルマのハンドルはすべて左。バスやワゴンでの乗り降りはすべて進行方向右側です。いつもの習慣で左側に回り込んでしまう人がいますが、車道側なので危険極まりない。
 今や台湾でもクルマに乗ったら全席シートベルト着用義務があります。タクシーの後部座席でももちろんです。検問で未着用が摘発された場合、罰金3,000元です。高速道路上なら最大で6,000元ということも。誰が払うって?そんなの未着用のご本人ににきまってるじゃないですか。運転手は自分自身が締めてるなら後は知らんぷりですよ。とはいえ シートベルトと言うものは、 罰金云々よりも皆さんの身を守るものです。 添乗員やガイドに言われる前に自主的に締めるようにしてください。
 横断歩道を渡るときは、 たとえ目の前の信号が青であっても、 ちゃんと左右を確認して地元の人が渡った 後に続いて渡った方が良いでしょう。 いきなり右折してくる車やオートバイもいます。 台湾の歩行者信号は緑の人が初めはゆっくり歩いていますが、 秒数が少なくなると早足、最後は駆け足になり 赤に変わります。 歩行者優先の考えがあまりないので、 信号がない横断歩道では車が来たら、 車が止まってくれるとは夢にも思わないことです。
 台湾に行ったらすぐに気づかれると思いますが 、歩道にはたくさんのバイクが止まってます。 ということは歩道にバイクが乗り入れてくると言うことです。 また最近は自転車専用道が設定されている場合も多いです。 ですから歩道でも前後油断せずに歩くよう心掛けた方が良いです。
 私たち台湾サイドスタッフと日本のお客様(生徒・教職員)・添乗員の軋轢になりやすいのが、バスの乗降と駐停車にまつわるものです。 まず台湾の道路をよく見てみてください。 縁石や路肩が赤く塗ってあるところと黄色く塗ってあるところがあると思います。 赤いところは駐停車一切禁止、 黄色は荷降ろしのための一時停車可能の意味です。 どちらも停めっぱなしだとレッカー・罰金です。 都市部はほとんどが赤い線です。 観光スポットやレストラン、ホテル前であっても 赤い線ということがほとんどです。 それだけドライバーさんはリスクを冒して停車しています。 ですから、 現地スタッフからのお願いです。 バスの乗り降りはスピーディーに行ってください。 生徒の中には直前まで寝ていて動きが緩慢な人も少なくありません。 ドライバーさんは警察が来ないかピリピリしながら 全員が降り切るのを待っています。 乗るときも全員が乗って席について点呼してやっと 出発できますが、 席に着くのが遅いと数えられず出発が遅れます。 ですから 乗降口が前後2箇所ある場合は、 席に近い方から乗ってください。 全員が降りてバスが 走り去ってから、 忘れ物とかで呼び戻すなどもってのほかです。 駐車スペースが極端に少ない都市部では、 バスはひたすら走り回っているか、はるか遠い川の堤防の辺りまで駐車に行きます。 或いは有料スペースに停めて既に駐車料金を支払っているかもしれません。 そこをもう一度降りたところまで戻ってくれなんて運転手がブチ切れるのも道理ですね。 日本のお客様は 見学や食事が終わった後、 バスがそこへ停まってないことに不満を覚える方もいらっしゃいます。台湾の駐車の原則は「人等車、車不等人」(人がクルマを待つ、クルマは人を待たない)です。アイドリングも禁止です。罰金は運転手自己負担です。累計で免停でもなったら誰が彼の生活を保証するというのでしょう?待つのが嫌なら 見学や食事が終了したら速やかに集合してください。 現地ガイドはそこで初めてバスを呼ぶことができます。 バスが来てからトイレに行く、 買い物に行くなどでそこにいないなんて言語道断です。皆さんの安全のために大事なことは運転手さんの精神状態を良好に保つことです。ご理解とご協力よろしくお願い申し上げます。