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台湾修学旅行

台湾に修学旅行に行くことなったらゼヒ知っておいていただきたいことを台湾現地からお伝えしていきます

出し物は何にしましょ?

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 学校交流ではほぼ決まって双方の生徒による「表演(ビャオイェン=出し物、演目の意)」が行われます。これはダンスや吹奏楽、演武、なんでも良いのです。集団でも個人でも。学校の個性や地域の特色を出したものが相手に喜ばれ盛り上がる。地方紙、地元テレビ局の取材が来る場合でも受けがいいです。台湾側は胡弓や古箏といった楽器の演奏、独楽のようなディアブロ、獅子舞、儀仗隊(台北忠烈祠で見られるような衛兵交代式に近い)、先住民舞踊といったものをかなり高いクオリティと練度で披露してきます。それに対して日本側はどうでしょうか?昨年はPPAP恋ダンスを踊った高校もありました。着物や笠を持ち込み郷土芸能を舞いきった学校は賞賛の嵐でした。映画『KANO』の主題歌を中国語で歌った高校はセンスが褒められました。「おどるポンポコリン」のダンスも完成度が高いものは知られている曲でもあり好評でした。しかし、盛り下がったものもあります。完成度の低い手品、目立ちたがり男子だけのめちゃくちゃなダンス。AKBのモノマネでマイク持ってないのに手がマイク持ってるポーズ維持が痛い女子たち…。準備時間がないからか歌だけといういところも多いです。付け焼き刃で相手校の訪問途上のバスでも練習、本番でも歌詞見ながら歌う、これはイケマセン。イケテマセン。せめて歌詞くらい暗記しましょう。相手校の生徒、教職員を見て歌ってあげましょう。英語によるスピーチ、寸劇、学校紹介もありますが、これもジャパニーズイングリッシュで伝わらなかったり、アンチョコ見ながらオドオドでしらけることも。台湾の生徒は小学校から発音重視のアメリカンイングリッシュで堂々としゃべります。中国語でスピーチする生徒さんもいましたが、親が中国語スピーカーでなければ発音の問題で大抵相手側に伝わっていません。ネイティブの人に特訓してもらうべきです。