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台湾修学旅行

台湾に修学旅行に行くことなったらゼヒ知っておいていただきたいことを台湾現地からお伝えしていきます

制服か私服か

 台湾の高校にも制服はあります。女子はセーラー服、ブレザータイプ両方。男子はブレザータイプのみ。学ランは見たことないですね。ただ暑い日が多いので、男女とも上はシャツ・ブラウスだけの場合が多いです。シャツにはクラス名と名前が刺繍してあるのが普通。あと楽だからか体育の授業がなくてもジャージ姿は少なくありません。
 故に学校交流があるなら礼儀的にも日本から来られる高校生は制服で来るべきです。制服というものがないなら仕方ありませんが、あるのに着ないというのはもったいないです。メリットはとにかく「ちゃんとして見える」、スーツケースの軽量コンパクト化、現地スタッフに認識されやすいといったことが挙げられます。観光地でバラバラで自由行動になっても、私服だとガイドらはこの子が自分の担当クラスかわからず、もし道迷いしそう、はぐれそう、危ない行為をしている場合でも声をかけづらいのです。なんか日本では大人が未成年に声をかけること自体躊躇われる風潮ですから。また、制服を着ている=学校の名を背負っているということですから、生徒も羽目を外して迷惑行為をすることはなくなるでしょう。

 ※追記(2018.3.)
 日本からの訪問を受け入れてくださった台北の某高級中学(高校)の女性校長から苦情が入りました。もうこの高校さんを来年からはお断りしたいそうです。理由は一点。「私服で来るとは人を馬鹿にするにも程がある」ということでした。おおらかな台湾人でも教育者にはこういう考えも少なくないので日本側担当者や添乗員には当日制服着用を強くお願いしたはずなのですが、先生方を説得できなかったのでしょうか。残念なことです。