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台湾修学旅行

台湾に修学旅行に行くことなったらゼヒ知っておいていただきたいことを台湾現地からお伝えしていきます

事前準備は大事です(保護者編)

 

 ウチの子の通ってる高校は毎年台湾に修学旅行に行ってるから、あの子も今年台湾に行くのよね。大丈夫かしらー。ジカ熱とかマーズウイルスとかかかったらいやあね。過激派のテロも心配だわー。農薬入り餃子なんて食べさせられたらえらいことだわ。それに反日の人たちに石でもぶつけられたらどうしよう!?ウチの子だけ行くの止めさせようかな〜…

 ハイハイ、お母さんお母さん、妄想ストップ!

 ↑に挙げたのぜんぶヨソの国ですから!台湾ならこういう心配ほとんど要らないです。
 
 それよりもう行くことになっている旅行がより安全で楽しくなるようサポートしてあげてください。保護者の方が用意することはまずはパスポート取得用の資料。学校から指示が来ますのでちゃんと期限通り用意してあげてください。そしてそのパスポートをしまうケースも考えてあげてください。大事なパスポートを失くさなくてもいいよう腹巻き式でも首掛け式でもいいので。それからお金。学校から小遣いは○○円までと言われたらちゃんとその上限まで持たせてあげてください。全部使えと言うわけじゃありません。トラベルとトラブルは紙一重。本当に何があるかわかりません。例えばお子さんがスーツケースの鍵を失くしました。ホテルで鍵屋さんを呼んで開けてもらいました。数千円になる料金は当然本人負担です。お子さんが高雄で忘れ物して台北のホテルまで特急便で届けてもらいました。この費用も本人持ちです。「ハァ?それくらい先生か添乗員が立て替えてくれんでしょ?」とお考えでらっしゃるならすでにモンスターペアレントの幹部候補生です。B&Sプログラムで市内観光中、地元大学生のお姉さんに迷惑をかけたのにすごくよくしてくれて、クラスメートと相談して何かお礼の品を贈ろう、みんなでいくらか持ち寄ろう。あっでも俺もう銭ねえや、だと困りますよね。せっかく芽生えた思い遣り、感謝に報いる心を阻害しかねません。
 アレルギーを持つお子さんの場合、保護者からの情報だけが頼りです。アレルギーの種類、程度、摂取してしまった場合の症状、通常の代替措置、エピペンの有無…それらを基に台湾サイドのスタッフがメニューを変えたりアレルゲンの食材を抜いてもらったり代替メニューを提案したりすることができるのです。
 持病があって服用薬が欠かせない方なら薬は日程プラス1日分を持たせてあげてください。